美濃焼の人間国宝「加藤卓男」の略歴・販売・買取・骨董品情報

美濃焼の人間国宝・加藤卓男の略歴・販売・買取・骨董品情報
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広島での被爆そして白血病の闘病を乗り越えて、その不屈の精神で作陶活動を続けた加藤卓男。
同様に研究にも熱心で、西アジアでの発掘研究を経て幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ
青釉、三彩、ペルシア色絵など高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合に成功しました。
古代ペルシア陶器の斬新な色彩や造形等に魅力を感じた氏の作品は、独特の魅力を秘めてますね。

■加藤卓男 略歴
1917年9月12日、五代加藤幸兵衛の長男として生まれる。
1935年、岐阜県多治見工業学校(岐阜県立多治見工業高等学校)卒業。
1945年、徴兵された広島市で被爆。白血病を発症し約10年間、闘病生活を送る。
1961年、フィンランド工芸美術学校修了。
1963年、第6回日展で特選北斗賞受賞。
1973年、イラン・パーレヴィ王立大学付属アジア研究所留学及びペルシア古陶発掘調査に参加。
1980年、宮内庁より正倉院三彩の復元制作を委嘱される。
1983年、岐阜県重要無形文化財に認定される。
1986年、トルコ・トプカプ宮殿美術館にて個展。
1988年、紫綬褒章受章。
1992年、伊勢神宮の御神宝「陶猿頭形御硯」を制作。
1995年、国指定重要無形文化財「三彩」保持者(人間国宝)に認定される。
1996年、岐阜県名誉県民の称号を受ける。
2005年、1月11日、永眠。故人として織部賞の特別賞を受賞。

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