人間国宝「濱田庄司」略歴・販売・買取・骨董品情報

現代陶芸・民藝運動の第一人者、益子焼の人間国宝・濱田庄司の買取・販売・骨董品情報
益子焼の人間国宝の濱田庄司の買取・販売情報

民藝運動の第一人者である濱田庄司。殆ど手轆轤のみで造形されるシンプルな、
それでいて大胆な模様を施した作品はどれも力強く、生命力を漲らせていますね。
日用品から『用の美』を見出す民藝運動の中心人物らしい素朴な美がそこにあります。

■濱田庄司 略歴
現在の川崎市溝ノ口で生まれる。東京府立一中を経て1913年、東京高等工業学校窯業科に入学、
板谷波山に師事し窯業の基礎科学面を学ぶ。1916年同学校を卒業後は、2年先輩の
河井寛次郎と共に京都市立陶芸試験場にて主に釉薬の研究を行う。またこの頃に柳宗悦、
富本憲吉やバーナード・リーチと出会う。1920年、イギリスに帰国するリーチに同行、共同して
コーンウォール州セント・アイヴスに築窯する。1923年にはロンドンで個展を開催、成功する。
1924年帰国。しばらく沖縄・壷屋窯などで学び、1930年からはそれまでも深い関心を寄せていた
益子焼の産地、栃木県益子町で作陶を開始する。

殆ど手轆轤のみを使用するシンプルな造形と、釉薬の流描による大胆な模様を得意とした。
戦後、1955年2月15日には第1回の重要無形文化財「民芸陶器」保持者(人間国宝)に認定。
また1964年に紫綬褒章、1968年には文化勲章を受章する。

柳宗悦の流れをうけて民芸運動に熱心であり、柳の没後は日本民藝館の第2代館長にも就任する。
また1977年には自ら蒐集した日本国内外の民芸品を展示する益子参考館を開館。
1978年益子にて没。享年83。

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